冬の晴れ間は

今年の冬の晴れ間は、ほとんど雪ほり作業。屋根から落ちた雪が屋根にくっつくと屋根が壊れることもあるので、壊れないようにくっつく前に掘る作業のこと。屋根から落ちたかたーく締まっている雪を相手にすることなので、なかなかな骨折り作業。近所のおばあちゃんは、雪はもういい〜涙でてくるーと思ってしまうくらいの重労働。一度掘ってもまた雪がふればくっつきそうになるので、降るたびに屋根に積もる雪の量と雪の落ちた量とのにらめっこ。

今年は、10日に一回くらい掘っていてわたしが小さい頃のような景色が一面にひろがっている。個人的にはこの雪堀り作業がけっこう好きで、自然に動かされている感じも好きだし、裏山の木々から落ちる雪の音を聞くのも好きだし、雪景色が美しすぎるし、冬を味わいながらできるんだものいくら重労働でも嫌いになんてなれないよ。しかし、ふったなぁー。

立春もすぎて日差しは春を感じはじめたここ数日。春はもうすぐ、おばあちゃんの嘆きもあと少しでおしまいだよー!

種小屋

土にふれ 香をかんじ 風をおこし 
むじゃきに
 私の声に耳を澄ます 
私のなかにこたえを 種まきを まるで長い冬の巣篭もりのように、大事にあたためながらゆったり準備をしています。 そろそろ雪解け間近かな。