団子刺し
小正月の伝統行事【団子さし】。団子さしは無病息災と五穀豊穣を祈っておこなう行事。
簡単に説明すると、ミズキという枝が赤い木に、団子を刺して神棚付近にお供えして、19日中に下げもすというもの。
小さな時は団子刺しが大好きで、14日の夕方からじいちゃんばあちゃんを中心に家族総出で2升もの団子を丸めていた。我が家の団子刺しは、団子で「俵・小判・いろんな野菜」をつくる。子供にとっては、粘土遊びの延長のようなもので、飽きずに団子で粘土細工づくりをしていた。15日の朝に茹でて刺すので15日の朝は早起き。刺しながらじいちゃんと団子をつまみ食いしていたのが懐かしい思い出。
19日にさげもすと、ストーブの上で焼いて砂糖醤油で食べたり団子汁にしたりと美味しい食べ方がまっている。わたしが大好きな食べ方は、ストーブで焼いてそのまま食べるもの。ミズキの味がほのかにしてシンプルで大好き。
自分の家の米粉を使って、山に生えているミズキをいただいてできる団子さし。たまらないな。
そうそう、それから我が家では「窓団子」という窓にミズキの枝に団子が一つ刺したものをお供えし、おっかないものが入ってこないようにという魔除けもずーっと続けている。
それから、ノコギリやナタなど金物にも団子をお供えしている。
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